論文式試験2日目

2日目天王山はここと言える日配点で言えば500/800なので点数へのインパクトは初日よりかなり大きい
個人的には1日目の科目の方が掴み所がなく対策が裏切られる事が多い企業、監査箆方がきついので2日目の方が楽しいですが
まず管理は最初の部門別計算、残余利益などは解きやすく感じたが、原価計算の仕損費を問う問題は難しく感じ、後回しにしてしまった。ABCが絡む箇所も中々きちんと解答する時間を設けられなかった。
管理は元々素点ベースでの期待値が低いため簡単な箇所は落とせない
つまり問題の取捨選択と時間配分、資料の整理を他の科目より神経を使う科目であると云えると思う。
財務会計論(会計学2)
この科目が勝負の分かれ目と言える
最初の大問(会計学全体で見たら第3問)は
キャッシュフローだった。答案練習のような複雑な会計処理はほとんど出ていないトオモッタのでミスがホントに怖い。
どちらの大問かは忘れたがソフトウェアの付随費用関連の論点が分からなかった。勘定科目名が模試や、答練テキストでは見かけないものが多かった。
租税も同様であったが…
第4問は収益認識の問題であった。想定はしていたもののいきなりでたか~と思ってしまった。
指摘すべき基準はなんとなく理解したがきちんと及第点をとれる説明ができたかは怪しい。
金融商品は約定日基準と修正受渡日基準の問題や、減価償却費の自己金融機能は見慣れない問題だったがおそらく税効果による節税効果の事を指すのだとは思うが、取替法などの短答論点と絡めてくるとは思わなかった。
典型論点の在外支店、在外子会社の理論の穴埋め簡単な説明問題(本国主義、現地主義の考え方に整合する換算法について問う問題)は精神安定剤だった
第5問は連結、在外子会社、吸収合併などの計算が中心であった。
理論問題も連結の基本的な考え方を問う問題であった。
全体的に全く書けなかったと思えるものはなかったが、やはり満足のいく解答は浮かばなかった。
経営学
理論、計算ともにテキストレベルを越えたものが多く散見された。
とれるところをシビアに解答できたかどうかが問題になる

全体的に反省すべき点の多い本試験であったが無事に試験を終える事ができてよかったと思う。
応援してくださったかたありがとうございます。
それでは