歴史教科書について考える

1か月ぶりの更新

マイペースで更新していこうと思います。

私はプロイセンのフリードリヒ2世の大ファンであることはこのブログで何度も言及しているのですがなかなか語り合える人がいなく、ドイツ人ならきっと彼の偉大な功績と奇跡について語り合えると思い、質問を募集していたドイツ人に聞いてみたら

 

全然しらない

人だという回答が返ってきました。

うそでしょ!!

東洋の世界史教科書でそれなりのページを割いていて、漫画でもそれなりの取り扱いがされているのになんでだろ?

詳しく聞いてみたらドイツの初等、中等教育の母国史はなんとビスマルク率いるプロイセンによるドイツ統一から始まっているのだという…

それ以前の歴史はヨーロッパ全体の歴史として学ぶようで神聖ローマ滅亡前の歴史は母国の歴史として扱われないようです。

歴史スーパークラスなどの特殊な授業を受講しないと扱わないみたいですね。

自分に置き換えて考えるといきなり西洋人が上杉鷹山や、細川重賢が歴史教科書でどのように描かれているかを聞いてきたようなものだと考えると向こうが困惑するのはなんかわかる気がします。彼らは藩政改革で財政の立て直しや殖産興業に努めた名君としてその名を残しているが彼らの活躍がいかようなものであったかは

センター日本史満点にして慶応商学部の入試日本史で85%以上の得点率(増田塾の解答速報で採点)を誇るこの私

でも回答に詰まってしまうので中学以来日本史に触れてない人、日本史を受験でやってない人からしたらちょーマイナーな人物でしかないですね。フリードリヒ2世も神聖ローマの細かい諸侯の一人で、オーストリア継承戦争も、7年戦争もメインは英仏間の覇権争いでプロイセンオーストリアの戦いは小競り合いとして描かれているのかもしれないですね。

とここであることが思い浮かぶ

学校の日本史も明治維新から教えればよくね?

なぜ俺たちが日本人なのか?国民国家という概念、学校に通うことが当たり前になったことここから教えれば素朴な疑問が解消されて興味を持つ子供たちも増えると思います。

いきなり土偶やハニワとか覚えさせられたらこんなの意味ないじゃんとかいう輩が巨大勢力になってしまうのは必然である

私自身は戦国時代から入ったのですがやはり大多数の人には明治維新からが頭に入りやすいのかなぁと思います。

第二次大戦に対する認識でよくドイツを見習えという意見を見かけたりしますが、日本は民族浄化ホロコーストといった人道に対する罪を国家ぐるみで行ったナチスとはまた違うと思うので見習うのは難しいと思いますが歴史を学ぶ順番に関しては見習ったほうがいいと思います。

それでは