公認会計士を目指した理由

こんにちは、今回は僕が公認会計士試験を目指した理由について書こうと思います。

まず、親せきや知人に士業の仕事についている人が多く、彼らは収入となんとなく、サラリーマンにない強みがあると中学、高校時代に感じたからです。

なかなか口で言い表すのは難しいのですが、彼らには例え会社の状況が変わったとしても、収入やステータスはそう簡単に揺らぐことはないという自信がそこはかとなく感じるので彼らの背中を追いかけてみようと思いました。

そして中高時代はクラスで一番の秀才だったので(自分で言うなよwww)資格試験も自分の強みを生かせると思ったからです。

さらには、大学受験の失敗を挽回しようと思ったからです。

僕は大学受験の時、一浪しており、東大や慶応を志望していたのですが、地方の国立大学に行く羽目になりました。(慶応の商学部には合格していたにも関わらず、)

どうも父親は大学のブランド名にこだわるブランド志向が許せないみたいなタイプの人間だったので「いうこと聞かないなら出て行ってもらうぞ!」などとかなり怒っていました。

まぁいわゆる自分の地元の国立に行くように強く勧めてくる人ですね。

僕はそれは青春をかけて難関大を目指す決意をしたことがない人間の個人的な嗜好でここまで貶められなきゃいけないなんてみたいなことをいまだに思ったりします。

東大や、慶応には弁護士や、公認会計士として活躍する出身者も多く、またどんな業界にも、これらの大学には活躍している出身者が多いからであって別に学のない人にマウントをとってやろうなんて思ってないのになぜあそこまで怒鳴り散らしてくるんだろう。

 長くなりましたが、希望の大学に行けなかったのを資格試験で挽回しようと思いました。

あと、これは外せないのが、僕が大学生だった2014~2016年の間に大きな事件がありました。東芝による不正会計の事件と、SHARPが台湾の企業である鴻海の傘下に入ったことです。

かつて、花形と言われた日系企業のメーカーには、かつてのような収益力がなくなって、収益をあげるために、無茶なM&Aを行ったり、外国企業の傘下に入ったりせざるを得ない状況まで追い込まれていたことに驚きました。時価総額で見たら、あのトヨタですら、かつてのような世界的巨大企業でないことに愕然とします。こちらのサイトを確認していただければ分かるようにhttps://finance-gfp.com/?p=2042

 かつてはトヨタをはじめ、世界的にみても大きな会社が日本にはたくさんあったにも関わらず、2016年の時点では、あのトヨタですら30位、日本企業の国際的なプレゼンスは相対的に低下しているといわざるを得ないと思います。

昨年終身雇用制は維持できないとの経団連の会長の発言はかつての日本企業のように長期的な目線で人材を育成し、雇用を維持することが難しくなっていることを物語る発言として話題になりましたが、こういったデータからもそれが窺えるかと思います。

良い会社でまじめに勤めることも大事ですが、東芝のようにトップマネジメントの判断で会社が傾いたり、SHARPのように外資系企業に買収され、能力主義成果主義の導入でそれまでよいポストについていた人が、容赦なく左遷されたり、解雇されたりすることが起きれば必ずしもそれが将来の安泰につながるとは言えない時代になっていると思います。

またこういった事件が起きても、職を失ったりせずに稼ぐには、きちんと軸となるスキルを磨いて社会に貢献することが必要だと思いました。

まとまりのない文章になってしまいましたが、僕が公認会計士を目指した理由は、大学受験の雪辱を晴らし、軸となるスキルを身に着け、地位と収入を得ようと思ったからです。

令和の時代自己研鑽が、平成の時以上に重要になってくると思うので、合格してからもそれは忘れずにやっていき社会に貢献できる人材になりたいと思います。

それでは