映画になって再登場

見出しをみていったい何の事だろうと思った方が多いのではないだろうか?

僕は子供の頃とあるゲームキャラクターにはまった。

かつて家庭用ゲーム機のハードも生産していた日本のゲームメーカーのSEGAが生み出したヒーロー『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だ。

90年代、当時のSEGAは家庭用ゲーム機のシェアを巡って任天堂と争っていた時期がある。

彼はスーパーマリオに対抗するべく生み出されたSEGAのヒーローだ。

私は小学生の3~4年生頃に友人宅でゲームキューブというハードで発売されていたソニックアドベンチャー2というゲームにはまりその後母親に購入してもらった。

マリオよりクールで英語の発音もかっこいいソニックは当時の僕にとって圧倒的な存在感を誇るヒーローだった。(ソニックといいペプシといい、会計士といい知名度のわりに大衆にあまり具体的なイメージが広まっていないものに凝る習性はこの辺から身についたのではないかと今となっては思う。)

中高生になるとなかなか新しいゲーム機を買うお金や遊ぶ時間が無くなってゲームをプレイする機会はほとんどなくなってしまったがぬいぐるみを買ったり、パソコンのデスクトップに採用したり、youtubeゲーム音楽を堪能したりするなどしてきちんと心の中には存在していた。

そんなソニックが映画になって帰ってきた。

何十年と経って思うことはアメリカ映画の中に違和感なくソニックが収まる姿にあぁこれぞ日本初の世界的ヒーローだなぁと思った。冒頭からスクールバスだったり、速度メーターがマイル表示だったりするところにも世界観の違いを感じた。

今作のもう一人の主人公のトムが拳で顔面を殴ったり、殴られたりするところから、どこが子供向けなのか…と思ったが、アメリカのアクションものの映画はこういうものなのだと思った。

敵役のロボトニックは某総統閣下を思わせるような風貌でワルキューレの騎行なんかで登場したりするところから余計に意識して作られているのではないかと邪推してしまう。

やっぱりアメリカの映画の悪役は総統閣下のような方が多くいらっしゃるのだろうか?

やっぱり最後はソニックによってロボトニックは打ち負かされてどこかの星に飛んでいった。

正義が悪に勝つ分かりやすくて私は好きだ。(この辺はしっかり子供向け)

余談だがテイルスの出番が少なすぎてなぜ中途半端に出してしまったのかと聞きたくなるくらいだった。次回作では彼が活躍してくれるのだろうか?

期待したい